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完全習得学習をめざした『ポートフォリオ』

今年度はコロナ対策として『自宅でも自主学習できるポートフォリオ(年度末までにクリアすべき課題)』を提示して、常に達成度で評価を行いました。

また、音声による完全習得学習を目指し、教科書全文の暗唱に挑みました。

暗唱のあとに、それを実際の場面に置き換えた実践英会話(とその作文)を行ったので、結果的に全ての場面を想定した英語活動を行えたことになります。

生徒の30%が暗唱と実践英会話を完全習得し、欠席者やスローラーナー以外(つまり80%の生徒)は教科書の8割を暗唱&実践できました。ブルームのいう『完全習得学習(8割生徒の8割習得)』が達成されたと言えると思います。

また、知識面を軽視しないためにも、旧1年教科書に出てる動詞はすべて「原形、三単現、進行形、過去形」まで習得することを目標としました。上位20%は「全動詞」「暗記すべき名詞」「ワードバンクの表現」などをノーミスですべて完全習得しました。8割の表現まではノーミスクリアした、という生徒が+30%(ここまでで合計50%)。8割生徒が「半分まではノーミスクリアしている」ので、「正答率80%でもクリアとみなす」なら、おそらく「8割生徒の8割習得」はできただろうと思われます。


※ブルームの完全習得学習では「全生徒を95%まで持っていける」という説もありますが、ここでは「全体指導で達成できるのは80%の生徒まで」という三層支援モデルの考え方をもとに指導・分析しています(そこから先は小集団・個別指導)。

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